放送番組審議会

第254回「スーパーJチャンネル トレタテ!年末報道SP 2017瞬間」

2018年01月16日

放送番組審議会 2018年1月16日(火)開催

第254回「スーパーJチャンネル トレタテ!年末報道SP 2017瞬間」

2018年1月16日(火)に開かれた当社番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、12月28日(木)放送「スーパーJチャンネル トレタテ!年末報道SP 2017瞬間」(第一部14:00~16:25/第二部16:25~16:50/第三部18:15~19:00)について審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • ローカル制作部分が約4時間の長時間だが、内容、構成に工夫が凝らされていて、飽きずに見ることができた。よくまとまっており、見ごたえがあった。
  • 特集「大雨被害、復興への道のり」「障がい者など5人死傷アパート火災」は、現象を伝えるに留まらず、継続取材により見えてきた課題なども提起されていた。
    きめ細かい取材姿勢が伝わってきた。「筋電義手の少年のその後」「リンゴ紅の夢にかける男性」「若者が考える農業の未来」は、明るい未来を予感させ、見る人に夢を与える内容だった。
  • 移動中継2班(秋田市内・県北へ北上)は、訪れる場所のテーマが明瞭で、伝えたいことがきちんと伝わってきた。新岡アナウンサーの咄嗟の機転などには感心させられた。
    中継班とスタジオの掛け合いもスムーズで見やすかった。
  • 第二部は「ブラウブリッツ」の軌跡をよくまとめていた。
  • 報道フロアの簡易スタジオからの放送は、狭く、圧迫感を覚えた。工夫が欲しかった。
  • コメンテーターの男性4人が「足湯で本音」を語るコーナー、トーク内容は時宜を得ており、各自良いコメントをしていた。ただし、脚のアップは不要。
  • FAX・Eメールを読む回数がもっとあった方が良かった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 2017年は全国的にも注目されるようなニュースが秋田で多く発生した年で、年末報道スペシャルとしては過去最長の番組となった。
    現実を伝えるだけではなく、背景取材をして課題を探ることが大事と考え、取り組んだ。
  • 「ブラウブリッツ」J3優勝を受けて、急遽「第二部」として別枠仕立てにした。
  • 簡易スタジオからの放送について。照明工事(総入れ替えのため、年末年始を挟む数週間を要する工事)の関係で通常のスタジオが使用できなかった。
  • 「足湯」コーナーは、コメンテーターの本音を引き出す場として2012年からやっているが、見苦しいとの指摘を受け止め、見せ方等を検討したい。
次回(2月)は、スタジオ新セット リニューアル「サタナビっ!」についてご意見を頂く事としました。