放送番組審議会

第248回「サタナビっ!」

2017年05月09日

放送番組審議会 2017年5月9日(火)開催

第248回「サタナビっ!」

2017年5月9日(火)に開かれた当社放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、毎週土曜あさ9:30から放送している「サタナビっ!」の1月28日放送分について審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • ローカル色、季節感があって、行ってみたい、見てみたい、やってみたい、と思わせる内容が全体的にすっきりとまとまり、以前よりも見やすくなった。
  • メインMC・ZENさんの力の抜けた進行、番組のテンポは好感が持てる。料理コーナー「ウチメシ」でZENさんが講師のときにアシスタントに女性を置かず、男性の後藤良さんを配置しているのは新鮮。二人の掛け合いも楽しく見られる。
  • 緻密な番組構成でよくできているが、緻密さゆえに初めて見る視聴者には複雑かもしれない。番組の流れ、出演者の役割分担、キーワードの持つ意味、生抽選賞品と番組プレゼントの違いなどが分かりにくかった。
  • 「とくナビっ!」の照明器具職人、「オトナホビー」の四輪駆動車は、男性目線で面白く視聴できた。しかし、個人的には普段は見ない番組かな、という印象を持った。
  • 扱うネタの地域バランス、情報リサーチはどうしているのかなど教えて欲しい。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • ZENさんはプロではないため、安定していない。そこを局のアナウンサーである藤盛がサポートしながら番組を進行している。
  • 視聴者層の中心は40~50代。20~30代を取り込みたいところだが、いま見てくれている人を大切にすることも大事。どこかに合わせようとすると、合わない人も出てくるのはいた仕方ないのかな、と考えている。
  • 初めて秋田に来た、生活スタイルが変わったなどで初めて番組に触れる人が多くなる年度替りは、初見の視聴者を置いてけぼりにしないよう、説明など意識している。
  • 1回1回で地域バランスを取るのは難しいので、月間やシーズン内などで調整している。リサーチに関しては、スタッフが気になった店、場所に自ら足を運び、その情報をもとにネタになりそうかどうかを検討している。「サタナビ調査班」は視聴者からの投稿もあり、情報が寄せられることはスタッフとしても嬉しい。
  • 今回いただいたご意見の中に今後の番組制作の参考になる指摘がいくつもあった。改善を図っていきたい。
次回(6月)は「スーパーJチャンネル トレタテ!」を審議頂く事としました。