放送番組審議会

第244回「トレタテ!年末報道SP 2016瞬間」

2017年01月17日

放送番組審議会 2017年1月17日(火)開催

第244回「トレタテ!年末報道SP 2016瞬間」

2017年1月17日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。 今回は2016年12月29日(木)放送「トレタテ!年末報道SP 2016瞬間」について、審議会委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 途中、全国ネットの「スーパーJチャンネル」を挟んでの約4時間という長時間の生放送、5人のコメンテーター出演は、他局にはない取り組みで見ごたえがあった。
  • オープニングVTRにはスピード感があり、エンディングVTRは編集がすばらしく、映像と楽曲がマッチしていて良かった。
  • 「クマ被害」「熊本被災地に瓦を届ける秋田の職人」「秋田と神奈川県藤沢を結び地域活性化」はきめ細かく取材し、丁寧に作られていた。
    「熊本に秋田の瓦職人」からは、仕事に対する誇りが伝わってきて、とても良かった。
  • 「クマ被害」スタジオ部分での研究所所長の生解説はとても重要な内容だったが、言葉が聞き取りづらく、分からなかった。
    高橋アナがうまくフォローしていたが、分かりやすく見せる工夫が欲しかった。
  • 生中継について。市民市場は買い物客がまばらで年の瀬のあわただしさが伝わって来ない。地元の方と触れ合う趣旨の移動中継は、八峰町は良かったが、他の中継ポイントの内容が 薄く、せわしなく終わった印象。
  • 中継先とスタジオ出演者の連携ができていなかった。
    スタジオのリアクションが薄い、遅い、無い、など連携ができないのであれば、中継中にワイプ(小窓)でスタジオ出演者を見せる必要はないのではないかと思う。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 「熊本に秋田の瓦職人」は、熊本に出張したAAB社員(千田アナ)が秋田ナンバーの車を偶然見つけたことがきっかけとなった。年末のこの番組まで温めていたネタ。
  • 「クマ被害」で解説していただいた研究所所長は、これまでのVTR取材では話し方が 気にならなったが、当日のスタジオでは口が開いていない感じだった。
    生出演に慣れていない方にはケアが必要という問題点が浮き彫りになった。
    大事な内容だったので、伝え切れなかったのが残念。
  • 定点中継、移動中継ともに場所、時間帯、やり方等を改めて検討する。
    スタジオと中継先の連携については改善を図っていきたい。
  • 長時間の生放送では、事前打ち合わせができるもの、できないもの、打ち合わせ通りにいかないものなどが出てくるが、今後も取り組んでいきたい。
次回(2月)は「第14回あきたふるさと手作りCM大賞」を審議頂く事としました。