放送番組審議会

第236回「カバチェッポ~天空の湖に姫鱒を~」

2016年03月01日

放送番組審議会 2016年3月1日(火)開催

第236回「カバチェッポ~天空の湖に姫鱒を~」

2016 年3月1日(火)開催、当社「放送番組審議会」審議内容のお知らせ。
今回は2016年2月27日(土) 放送「カバチェッポ~天空の湖に姫鱒を~」について、
審議会委員からご意見、ご提案を頂いた。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 十和田湖の美しさを四季折々の映像で紹介しつつ、ヒメマスにまつわる様々なストーリーもふんだんに盛り込み、見応えのある番組に仕上げていた。
  • 和井内貞行の偉業を単に歴史的な解説だけではなく、康楽館で行われる和井内の芝居とも融合させ、視聴者に臨場感をもって伝える構成は見事だった。
  • 観光資源は、人間と自然との共生がいかに大切で、それを守り続けることの重要性が番組を通しても伝わってきた。
  • 番組内に流れる音楽も映像と良くあっていた。
  • 内容が盛り沢山で、もう少しテーマを絞り込んでも良かったのではないか。
  • 男性俳優と女性アナを起用したナレーションは「声の伝わり方」でやや違和感があった。
  • 十和田湖と康楽館(小坂町)の位置関係について、地図表記がほしかった。
  • サケ科の魚についての生態について、もう少し詳しい説明があってもよかった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • シリーズ「輝石の詩」は、これまでも「再発見」や「深掘り」が出来るテーマを選んできた。今回も様々な世代に和井内貞行を知ってもらいたいという思いで制作した。
  • ナレーションについては「厳しさの中にやさしさがある」そんなナレーターを起用したかった。今回、俳優を起用したことで、アナウンサーとの違いは出せたと思う。
  • 十和田湖と康楽館の位置関係について、地図スーパーなど県外の方が見ても分かる様、今後は丁寧な表記を心がけていきたい。
  • サケ科の生態についてもやや説明不足のところがあった。今回頂いたご意見は次回以降にいかしていきたい。
次回(4月)はAABスペシャル「101歳の確言」を審議頂く事とした。