放送番組審議会

第233回「番組基準」の一部改正・
ほっとネットとうほく「クール@あきた~匠の技と先端デザインの融合」

2015年12月01日

放送番組審議会 2015年12月1日(火)開催

第233回「番組基準」の一部改正・
ほっとネットとうほく「クール@あきた~匠の技と先端デザインの融合」

2015年12月1日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は当社の「番組基準」の一部改正について諮問するとともに、2015年11月28日に放送された「クール@あきた~匠の技と先端デザインの融合」を審議頂きました。

「番組基準」の一部改正について

民放連の「放送基準 第149条」が一部改正されます。 当社の「番組基準」は、民放連の「放送基準」に準拠している為、「番組基準」の 一部改正手続きが必要となり、放送法の規定に従い番組審議会に諮問しました。 審議会からは「諮問事項(番組基準の一部改正)」は「原案の通りとすることが妥当である」との答申を受けました。 今後は来年3月1日の施行に向けて改正手続きに入ります。

ほっとネットとうほく「クール@あきた~匠の技と先端デザインの融合」

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 「ほっとネットとうほく」として、世界から注目される秋田の伝統工芸品を東北の人達にも見てもらえる素晴らしい企画だった。
  • 秋田の伝統工芸品の現在と未来の可能性を探る上でも興味深い作品だった。
  • オープニングから「コテ」を水につけ「ジュー」という「現場音」から入ったのは、秋田の伝統工芸品の「無骨」さをイメージさせる上でも見事な演出だった。
  • 職人の説得力ある言葉や映し出される作品からは教育的な番組との印象も受けた。
  • 番組のタイトルだけでは、内容が少し伝わりにくいとの印象を受けた。
  • 番組の柱とも言えるChristian Diorからオファーを受けたトレイ“kasanegasane”の制作過程や販売風景が見たかった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 番組タイトルは、決して派手な番組ではないだけに、地味なタイトルはあえて避けて「キャッチー」なタイトルにこだわり、サブタイトルで内容を伝えることにした。
  • トレイ“kasanegasane”の制作過程やフランスでの販売風景も盛り込みたかったが、生産を終えていたり、店舗映像の使用許諾の問題等があって叶わなかった。
  • ナレーター 真飛 聖さん(女優・元宝塚歌劇団花組トップスター)は大館市の観光大使にも任命されている。放送前から全国の宝塚ファンを中心に大きな反響が寄せられた。
次回(1月)は
「美女と鉄男のドリームトレイン~絶景・絶品・湯けむり東北ローカル線の旅」を審議頂きます。