放送番組審議会

第223回「川反今昔物語 秋田美人が舞う」

2014年11月11日

放送番組審議会 2014年11月11日(火)開催

第223回「川反今昔物語 秋田美人が舞う」

2014年11月11日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は2014年9月27日(土)放送の「川反今昔物語 秋田美人が舞う」について審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 国民文化祭の開幕直前に秋田の地域文化に関わる番組が放送された意義は大きい。
  • 若い世代による「秋田舞妓」復活の取り組みが伝わる内容で感銘を受けた。
  • 秋田市川反地区の文化や歴史を華やかだった当時の写真などを使い描いた作品で興味深く観ることができた。
  • ナレーター近藤サトさんの起用は落ち着いた語り口が大変良かった。
  • 「秋田舞妓」復活を応援する番組なのか、川反の「芸者文化」を紹介する番組なのか、どういうコンセプトで作られた番組なのか少々戸惑った。
  • タイトルに「今昔物語」とあるが、未来への展望がもう少し描かれていれば良かった。
  • 主人公の水野千夏さんの「秋田舞妓」復活にかける思いや、この取組に賛同した他の舞妓達、支援者達の声がもっと聞きたかった。
  • 映像では「舞妓」の化粧シーンばかりが目につき、映像表現に工夫が欲しかった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 番組は「秋田舞妓」を応援する意図で作ったものではなく、タイトルにもある通り川反の今と昔を描き、若い世代を含む多くの人達に観てもらう事をねらいとした。
  • 映像の中で化粧シーンが多かった点についてはご指摘の通りで、今回の反省を今後にいかしていきたい。
※その他、放送法に基づき公表する2014年4月~9月に放送した番組の
放送番組の種別ごとの放送時間」について報告した。

次回(来年1月)は、「蔵と暮らす~増田 内蔵が継ぐ栄華の記憶」について審議いただきます。