放送番組審議会

第219回「スーパーJチャンネルあきた」

2014年06月10日

放送番組審議会 2014年6月10日(火)開催

第219回「スーパーJチャンネルあきた」

2014年6月10日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「スーパーJチャンネルあきた(2014年5月12日(月)・15日(木)放送)」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 高橋正和アナウンサーは落ち着いて、とても安定感があり、本多真弓、下山由城、この春入社の福盛田悠、各アナウンサーへのサポートも画面からも良く伝わり、非常に好感が持てた。
  • コメンテーター2人も落ち着いていて、ニュースへの一歩踏み込んだ「コメント」がわかりやすく、番組に深みをもたらしていた。
  • コメンテーターの起用は他局との差別化につながり、「スーパーJチャンネルあきた」の強みにもなっている。
  • 「秋田ノーザンハピネッツ」のニュースは、試合映像もさることながら、会場での秋田ブースターの素晴らしさが良く伝わる内容になっていた。
  • 「東北湯けむり紀行」では、温泉の場所が地図で表示され、とても分かり易かった。
  • 「交通事故」のニュースでは、あたかも事故原因が断定されたかのような印象をあたえる記者リポートが少し気になった。
  • VTRのナレーションが「です・ます調」の場合と「だ・である調」の場合があって違和感を覚えた。「です・ます調」に統一した方が良いのではないか。
  • 「天気のじかん」の中の「ソラをライブ」は、視聴者との双方向性を感じるが、気象だけではなく、視聴者の意識調査などにも活用を図れないか。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 日々の反省会などを通して、今後も若手アナウンサーの指導育成に努めたい。
  • 記者には出来るだけ現場で「記者リポート」を行うように指導しているが、今後は視聴者に誤解を与えないよう、更に工夫していきたい。
  • 「です・ます調」と「だ・である調」の使い分けは、ニュース内容やその日のナレーターにあわせて決めている。視聴者に違和感を抱かせないようにしていきたい。
  • 「ソラをライブ」は気象予報会社との共同事業の為、天気以外への直接的な活用は難しいが、今後も視聴者との双方向性を大切にした番組作りに努めていきたい。
次回(7月)は、「テレメンタリー2014 田園~ものづくりで里は輝く~」について審議いただきます。