放送番組審議会

第215回「情報ニュースショー トレタテ!」

2014年02月04日

放送番組審議会 2014年2月4日(火)開催

第215回「情報ニュースショー トレタテ!」

2014年2月4日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「情報ニュースショー トレタテ!(2014年1月17日(金)16:50~19:00放送)」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 番組全体としては、アナウンサーに落ち着きがあり、構成や流れも洗練されていた。
  • 「トレタテ!関心事」の“大雪関連”の特集では、横手市長自らが雪よせしている様子や交差できずに路線バスが立ち往生している場面など、いま何が起こっているのかが良く伝わってきた。様々な角度から丁寧に取材していたと感じた。
  • 「とっておき」の“由利牛”の特集では、料理がとても美味しそうに撮られていて、食欲をそそるものだった。
  • “梵天まつり”のニュースは、映像に実に迫力があり、ぜひ見てみたいと思った。また観光客が「藤田嗣治の壁画を見て訪れた」と答えていたことについて、秋田県民として誇らしく感じた。
  • 全体を通しての“売り”“目玉”となるようなコーナーや企画が欲しい。
  • 「トレタテ!関心事」の“大雪関連”の特集の中で使用されたBGMの曲調が、シリアスな内容にはミスマッチだと感じた。また、横手で初めて開催される“YUKIYOSE世界大会”が、どんな競技なのか、詳しく伝えて欲しかった。
  • 「朝日新聞×トレタテ!ニュースランキング」の都知事選関連ニュースについての、スタジオでの出演者のコメントが的を射ていない。全国ニュースに対して、秋田でのコメントを求めるという意義が明確でない。番組全体を通してみても、ゲストに何を伝えてほしいのかという意図が伝わってこない。
  • 番組のエンディングで、雪よせしている人の「もう処理しきれない」というコメントが、とても悲しい印象を受けた。もっと元気がでるような映像でしめたほうがよいのではないか。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 番組は「報道番組」と「情報番組」との中間的な番組を目指してスタートしたのだが、まだまだ完全ではないと感じている。引き続き、試行錯誤しながら、より良い番組作りをしていきたい。
  • ゲストには、できるだけ肩肘を張らない、“井戸端会議”的な雰囲気のコメントを求めてはいるが、まだ板についていない。それぞれの役割を含めて、さらに改善していきたい。
  • 全国ニュースについて、秋田からコメントを求めることは、同じ国民として、秋田ならではの目線での意見も必要と考えている。毎分視聴率もここで上昇しており、改善しながら続けていきたい。
次回(3月)は、「昭和の風景を歩く(2月22日(土)放送)」について審議いただきます。