放送番組審議会

第214回「スーパーJチャンネルあきた」

2014年01月15日

放送番組審議会 2014年1月15日(水)開催

第214回「スーパーJチャンネルあきた」

2014年1月15日(水)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「スーパーJチャンネルあきた(2014年1月6日(月)・1月7日(火)18:15~18:55放送)」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • アナウンサー陣は、落ち着いていてとても安定感があり、安心して見ていられる。また、新たに起用したコメンテーター2人もとても落ち着いていて、コメントも的確であり、番組に奥行きが生まれ、他局との差別化が図られている。
  • 両日ともトップニュースで、冷凍食品の農薬混入問題を取り上げていたが、視聴者が一番知りたい身近な話題であり、的を射ていた。また、番組スタッフの自宅の冷蔵庫にも問題の食品が入っていたことについては、インパクトがあった。
  • 6日(月)の企画「秋田 増田の蔵」は、非常に映像が綺麗で、凛とした透き通った空気感がとてもよく伝わってきた。
  • 7日(火)の「賀詞交歓会 県内トップに聞く」は、それぞれのコメントがテンポや意見のバランスが良く、的確にまとめられていて、わかり易かった。もっと多くのことを聞きたくなった。1人1人スタジオに呼ぶなどして話を聞くという企画もいいのではないか。
  • 6日(月)の「知事年頭挨拶」の中で、「秋田DCは、経済効果に結びつかなかった」との知事コメントを紹介していたが、なぜ、何がどう結びつかなかったのかの掘り下げが無かった。後日でも構わないので、しっかりと検証して欲しい。
  • 6日(月)の企画「秋田 増田の蔵」の中で、「三重麹味噌」を使った味噌汁を紹介していたが、三重麹味噌は横手など県南地区では古くから使われている味噌だが、他の地区の県民はほとんど知らないものであり、もう少し詳しく説明して欲しかった。
  • VTRのナレーションが、時々「・・・だ」「・・・だった」など、言い切り型の口調で伝えていたが、やや違和感を覚えた。アナウンサーの声質も合っていないような気がする。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • コメンテーターは、他局との差別化を図る意味と、明るく自然に会話できるような雰囲気づくりを目的として起用した。
  • 「秋田DC」の経済効果については、国民文化祭も控えており、しっかりと検証していきたい。
  • 何をどう扱い、どう伝えるか、日々試行錯誤しているが、視聴率も徐々に上がってきており、引き続き県民に受け入れられるような番組作りに努めたい。
次回(2月)は、「トレタテ!」について審議いただきます。