放送番組審議会

第209回「スーパーJチャンネルあきた」

2013年06月04日

放送番組審議会 2013年6月4日(火)開催

第209回「スーパーJチャンネルあきた」

2013年6月4日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。今回は、「スーパーJチャンネルあきた」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 番組のアナウンサー陣は、とても落ち着いていた。また、メイクや服装も自然で好感が持てる。
  • 番組全体に安定感があり、安心して見ていられる印象だった。
  • 20日放送分の特集「日本海中部地震から30年」では、園児の避難訓練の模様を伝えていたが、小さいころからの指導・経験が大事だと改めて感じさせられた。また、テロップがとても適切で見やすかった。
  • 20日放送分の「秋田駅のバスターミナル工事始まる」のニュースは、工事中の臨時バス停や案内人も紹介するなど、視聴者に親切な内容だった。
  • 21日放送分の「会社役員殺害事件の被疑者逮捕」では、共犯者の存在や自殺した男性との関係など、図解やテロップなども表示しながら、とてもわかり易くまとめられていた。中継リポートした記者も落ち着いていて成長が感じられた。
  • 番組全体としてはよくまとまっていて一定のレベルは保っているが、目立って優れた点もない。面白味や視聴者を引き付ける工夫が足りない印象だった。構成にも違和感があった。
  • もっとAABとしての独自色を出してもいいのではないか。
  • 連日放送した特集「日本海中部地震から30年」は、取材の丁寧さが感じられ、有意義な内容だったが、今後に向けての有益なメッセージやインパクトのある発言などをもっと引き出せなかったか。
  • 同じく、警察署での訓練の模様も伝えていたが、映像システムの設営にかなり時間が掛かっていたにも関わらず、それについての指摘や問題提起がなかった。
  • 21日放送分の「千秋公園のツツジが見頃」では、ツツジが咲ききっておらず、映像的にはさびしい印象だった。夜のライトアップの映像があってもよかったのではないか。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 番組の構成やニュース項目の順序については、その日起こったことを丁寧に伝えることに重点をおきながら、常に番組全体の流れを意識しながら、日々変えている。
  • 若い記者が多く、経験不足な点は否めないが、スキルアップして魅力ある番組づくりを目指していきたい。
  • 「日本海中部地震から30年」では、資料映像が全くない中で、当時の経験や教訓を視聴者にどう伝えていくかを考えながら制作した。
次回(7月)は、「トレタテ!」について審議いただきます。