放送番組審議会

第204回「「トレタテ!×スーパーJチャンネルあきた」年末報道スペシャル~『2012瞬間』その時、何が起きたのか。~」

2013年01月15日

放送番組審議会 2013年1月15日(火)開催

第204回「「トレタテ!×スーパーJチャンネルあきた」年末報道スペシャル~『2012瞬間』その時、何が起きたのか。~」

2013年1月15日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「「トレタテ!×スーパーJチャンネルあきた」年末報道スペシャル~『2012瞬間』その時、何が起きたのか。~」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 秋田に密着した話題が多く、またどの話題も綿密な取材が行われている魅力的な番組だった。
  • 「一輪車クラブ(白百合保育園、秋田市)」の中継は、カメラワークやライティングが冴えており、演技の魅力を存分に堪能させてくれた。
  • 簡易中継システムの映像はとても鮮明だった。これからもどんどん活用してほしい。
  • 「カメラがとらえたこの1年」は、“2012年の瞬間”が凝縮されていて、よかった。
  • ニュース番組は、「視聴者が情報を得る」コンテンツとしてだけではなく、「視聴者に希望を持たせる」存在になっていってほしい。
  • 「男鹿水族館GAO」の産室の仔グマの映像は、白黒でぼんやりしており、見にくかった。
  • 「エリアなかいち(秋田市)」の紹介部分からは、「街の賑わいが『なかいち』にかかっている」という印象を受けたが、「街全体の賑わいの中心に『なかいち』がある」という視点で紹介した方がよかったのではないか。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 1年間の秋田の動きについて、時期的になるべく放送日に近い話題を紹介していくことをポイントに制作した。
  • 「GAO」の仔グマの映像は、「今は緊張感を持って対応しなければならない時期」という水族館の状況を踏まえ、たとえ鮮明ではなくても、仔グマの存在が分かる映像であるならば、貴重な情報として紹介すべきだと判断した。
  • 「エリアなかいち」はオープン当初に比べ、段々人が少なくなっている。こうしたなか、「私たちが『なかいち』をどのようにして活かしていけるのか」という観点で取材を行った。
次回(2月)は「憧憬の湖~クニマス里帰りに生涯をかけて~」について審議いただきます。