放送番組審議会

第202回「スーパーJチャンネルあきた」

2012年10月02日

放送番組審議会 2012年10月2日(火)開催

第202回「スーパーJチャンネルあきた」

2012年10月2日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「スーパーJチャンネルあきた」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 「秋田の今を伝える」という意味で素晴らしい番組。放送の質が高く、秋田を代表するニュース番組に近づいている。
  • 夕方は“ながら視聴”になりがちな時間帯だが、そのような視聴状況でも理解できるような工夫が施されている。
  • 取材ネタは地元に密着した内容が多い。しかも、その内容を様々な角度からとらえた上で発信してくれている。
  • 9月12日の放送で、横手会社社長殺害事件を番組のトップで取り上げていたが、事件に進展がないなかで、冒頭かつ長めの時間をとって放送するのが妥当だったのか、疑問が残る。
  • 現職知事の再選出馬表明のニュースは、公平性という意味で長過ぎたのではないか。
  • 「天気のじかん」の「ソラをライブ」は質問の内容を工夫するなど、生放送ならではの活かし方があるのではないか。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 9月12日の横手会社社長殺害事件のニュースは、発生から1週間という節目のタイミングで、事件を1度総括する必要があるという考えで放送した。またライブ感と、新情報が入った場合に迅速に対応したいということで、中継も入れている。
  • 現職知事の再選出馬表明は、秋田県民がその健康面を不安視していることや、まだ他に候補者がいないこともあり、一定の時間をとって放送した。
  • 「ソラをライブ」の質問内容は試行錯誤しながら決めているが、ただのアンケートにとどまらず、有益な情報発信のコンテンツになるようにしていきたい。
  • 視聴率は他局と開きがあるが、これからも地道に、かつ視聴者から「なるほど」と思ってもらえるよう努めていきたい。
次回(11月)は「シリーズ輝石の詩file.7『解体新書を描いた男』」について審議いただきます。