放送番組審議会

第198回「情報ニュースショー『トレタテ!』」

2012年05月08日

放送番組審議会 2012年5月8日(火)開催

第198回「情報ニュースショー『トレタテ!』」

2012年5月8日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「情報ニュースショー『トレタテ!』」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 4月からのローカル枠拡大は、意欲的かつ画期的な試みである。3月までの放送枠に比べて番組の流れが分断されずスムーズな印象を受けた。また、スタジオ内に一体感が感じられた。
  • 昨年10月の番組スタート時に感じたカメラアングル等の課題が改善されていた。
  • 全国ニュースと県内ニュースを並べてローカル局のアナウンサーが伝える取り組みは斬新な印象を受けた。
  • 「ソラをライブ」は視聴者参加型の企画で、新鮮かつ楽しめるコーナーである。今後も更なる発展の可能性があるのでないか。
  • 「Go!ハピネッツ」では、選手や中村HCなどから内容のある言葉を引き出しており、バスケットに興味のない人も惹きつけられたのではないか。
  • 情報ニュースショーの位置づけは非常に難しいと思うが、2時間という長尺番組内でのニュース以外のコンテンツについてターゲットがぼやけている印象を受けた。
  • MCとコメンテーターの役割が不明瞭で、番組がコメンテーターに何を求めているのかが明確になっていない。
  • 「とっておき!」では路線バスの旅を特集したが、「サタナビっ!」の二番煎じの印象を受けた。
  • 「簡易中継」ではリポーターとスタジオとの掛け合いがチグハグで、スタジオからのバックアップが足りないように感じた。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • マチネタも事件事故もひとつのニュースとして捉えて、多くの生情報を伝えていきたいと考えている。放送を重ねるごとに改善をしているが、今後も番組の内容を磨いて、成長させていきたい。
  • コメンテーターのキャリアなどをベースに、その特長や内面を引き出すよう努めていきたい。
  • 「サタナビっ!」と「トレタテ!」で同じテーマを取り上げてもよいと考えているが、この番組ならではの演出をもっと出していくことで「サタナビっ!」との重複感がなくなっていくと思う。
  • 中継リポーターへのスタジオのバックアップ不足については演出の部分もあったが、どうフォローすべきかを、しっかり見極めて対処していきたい。
次回(6月)は「テレメンタリー2012 夫の手は捕まれていた」について審議いただきます。