放送番組審議会

第193回「トレタテ!」

2011年11月02日

放送番組審議会 2011年11月2日(水)開催

第193回「トレタテ!」

2011年11月2日(水)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「トレタテ!」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 同時間帯の他局の番組と異なるコンセプトで差別化を図ろうとする意気込みが感じられる。
  • 明るい雰囲気と緊張感が伝わり、新鮮な印象がある。
  • 清潔感のある語り口の後藤良さん、新境地の開拓をスタートさせた塩地アナウンサー、落ち着きのある高橋アナウンサーの3人のバランスがいい。
  • 視聴者が途中から見ても分かるように、番組構成が工夫されている。
  • 5時台で伝えたニュースを6時台でも放送する際、2回目の内容に深さや濃さが感じられた。
  • 番組冒頭の4分間は(その後ネットニュースを放送することから)視聴者が期待する時間であり、短い時間ゆえに本日のラインナップ紹介に特化したほうがいいのでないか。
  • コメンテーターにコメントを求める回数が少なく、会話のやりとりもない。またカメラがコメンテーターの横顔をとらえているため、コメントをしているときの表情が分からず、話の内容がよく伝わらない。
  • 5時台の「とっておき!」と6時台の「今週の関心事」という2つのコーナーは、それぞれの特色を濃くして差別化することが必要でないか。
  • 「カメラがとらえた1週間」は、どんな出来事だったのか分からない部分があり、映像が素晴らしいだけに残念に感じる。
  • 「とっておき!」では生活情報に近いネタ、「今週の関心事」ではニュース性のあるネタを取り上げている。
  • テレビ視聴者が増えていく時間帯であり、その日もっともニュース性の高い出来事は、5時台と6時台の2回で伝えている。
  • 情報とニュースをどのように融合させていくのか、様々な工夫をし、この番組を育てていきたい。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 冒頭の4分間は、短い時間に多くのものを詰め込みすぎているかもしれず、再考したい。
  • コメンテーターの存在を生かすために、番組の時間配分の調整をしていくとともに、カメラアングルについても検討をしていきたい。
その他、放送法に基づき公表する2011年7月から9月に放送した番組の
「放送番組の種別ごとの放送時間」について報告した。