放送番組審議会

第190回「real fight ハピネッツファーストシーズンの記録」および当社の「放送番組の種別の基準」について

2011年07月06日

 

放送番組審議会 2011年7月6日(水)開催

第190回「real fight ハピネッツファーストシーズンの記録」および当社の「放送番組の種別の基準」について

2011年7月6日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「real fight ハピネッツファーストシーズンの記録」および当社の「放送番組の種別の基準」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

「放送番組の種別の公表制度」について

~秋田朝日放送の「放送番組の種別の基準」に関する諮問・答申~
番組の種別基準は、番組調和原則が遵守されているかどうかを測るためのものと考えられる。
通信販売番組の編成という放送局の経営に関する事項について、番組審議会が一定の責任を負わされることになったような気がする。
番組を種別化するのは最終的には視聴者であり、この基準は視聴者が適切な番組選択をすることを助けるためのものとして、妥当なのではないか。
※「諮問された基準は、本審議会として妥当と認める」と答申を受けた。

放送番組の種別の基準

 

「real fight ハピネッツファーストシーズンの記録」について

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 選手のイキイキとした表情など、試合の映像には素晴らしいものがあった。
  • ノーザンハピネッツがブースターに支えられているチームであることが理解できた。
  • ニュースだけでは分からないチームの内側やプロの厳しさを知ることができた。
  • 長谷川誠プレーイングマネージャーの人柄やバスケットへの思いが伝わった。
  • ファンにとっては貴重な記録だったが、競技やチームを知らない人には説明不足で分かりづらかった。
  • 多くのものを詰め込み過ぎた感があり、何を伝えたいのかが不明確だった。
  • チーム誕生までの過程や全体像などを丁寧に紹介してほしかった。
  • 番組の随所に、キャプテンと副キャプテンがチームの裏話などを語り合うミニコーナーがあったが、これが番組の流れを分断してしまった。
  • 番組タイトルの「real fight」や最後の方でスーパーされた「来シーズン激動の予感」の意味が、よく理解できなかった。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • チームとブースターが納得してくれる番組にしたかった。ノーザンハピネッツに関わる“人”に焦点を当てるとともに、チームの地域密着性を主眼に制作した。
  • 取材映像が膨大にあり、あれもこれもと詰め込み過ぎてしまった。
  • 競技やチームを知らない視聴者への配慮が足りない部分があった。オーソドックスにこの1年間を振り返る部分が必要だったかもしれない。この反省を生かし、今後もノーザンハピネッツを追いかけていきたい。
  • 番組タイトルには、ノーザンハピネッツとその関係者の「真剣勝負」という意味を込めた。
次回(9月)は「一瞬にかけた球児たち~夢球場2011~」について審議いただきます。