放送番組審議会

第183回「テレメンタリー2010 コメはだれが守るのか~モデル農村・大潟村の選択」

2010年11月10日

放送番組審議会 2010年11月10日(水)開催

第183回「テレメンタリー2010 コメはだれが守るのか~モデル農村・大潟村の選択」

2010年11月10日(水)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「テレメンタリー2010 コメはだれが守るのか~モデル農村・大潟村の選択(2010年10月23日 午前7時~放送)」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 歴史的に根深いテーマを20数分の中にコンパクトにわかりやすく描いている。構成がしっかりしている。
  • 戸別所得補償制度の開始に伴った動きや課題などをテーマにした、時機を得た番組だ。
  • 農家の現状の厳しさが伝わってきた。問題の一つひとつをわかりやすく描いている。
  • 懇談会の場で農家が流した涙が大潟村の歴史を象徴しているように感じた。印象的だった。
  • 宮城さつきさんのナレーションに好感が持てた。しっかりと重みを伝えている。
  • 今後も取材し、1時間番組の制作に挑戦してほしい。
  • 何を伝えたかったのか、よくわからなかった。
  • 涌井徹さん寄りの表現があったと感じた。減反遵守派との公平性の点で気になった。
  • 農政や歴史的背景をよくわかっていない人には難しかった気がした。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • 涌井さんは今の農業のある面を象徴するキーパーソンとして伝える価値があると考え取材した。涌井さんを持ち上げるというスタンスではない。坂本進一郎さんを取材し別の面から大潟村の農家の現状、思いを伝えた。
  • 今後も継続的に農政、大潟村の取材をし、報道していく。
次回(1月)は「あきたふるさと手作りCM大賞2010」について審議いただきます。