第182回「輝石の詩file.5 大曲の花火100年 夜空のアーティスト」
2010年10月5日(火)に開かれた当社の放送番組審議会の審議内容をお知らせします。
今回は、「テレメンタリー2010 コメはだれが守るのか~モデル農村・大潟村の選択(2010年9月23日 午前10時35分~放送)」について、審議会委員からご意見ご提案をいただきました。
委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。
- 構成力と映像のすばらしさが際立った番組である。
- 花火職人と番組の制作側の芸術感が見事にシンクロしたように感じた。すばらしい芸術作品を堪能したようだ。
- 今野義和さんの自然な表情がよかった。地元の花火師同士の連携や切磋琢磨もよく表現され、花火師の心意気が伝わった。
- 花火作りの工程が素人にもわかりやすく、コンパクトにまとまっていてよかった。
- 各花火大会の映像や大曲の花火の歴史の紹介があってよかった。資料的にも貴重である。
- 地域の文化を再評価する番組の意義を感じた。これからも県内の文化をとりあげてほしい。
- 関係者の情熱は伝わったが、強く印象に残るものが少なかった。
これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。
- 花火師という人を表現しようとした番組である。今野さんに感情移入してもらえるよう、自然な表情やインタビューの撮影に工夫した。
- 花火の映像や音楽がきれいに表現できるよう、カメラマンと共に研究を重ねた。
- エンターテイメント性も考慮した構成、編集を心がけた。
次回(11月)は「テレメンタリー コメはだれが守るのか~モデル農村・大潟村の選択」
について審議いただきます。