vol.98 乳がんで命を落とさないために

2012年03月04日

増加傾向の乳がんを発見するのに有効な、マンモグラフィ検診。
しかし秋田県の乳がん検診受診率はおよそ25%と、まだ低いのが現状だ。詳しいお話を秋田県医師会、橋爪隆弘 先生に伺った。
検診は、各自治体で行なっている集団検診や、事業所・職場の集団検診、または専門施設の医療機関を受診して受けることができる。
検診以外では、月に一回、セルフチェックを薦めている。生理が終わって約一週間ぐらいの時に、自分で自分の乳房をよく触って、触診をするセルフチェックをしてほしい。まずは手のひらを使って、乳房の外側から内側に向かって優しく撫でるように触ってみてほしい。それを上だけでなく、下の方もまんべんなく触ってもらえば、シコリがあれば気がつくと思う。
乳がんのシコリは比較的固いシコリで、パチンコ玉、もしくはキャラメルが中にあるようなシコリだ。まずはマンモグラフィー検査を受けてほしい。そして要精査のお知らせが来たら、必ず二次検査を受けてほしい。
生活習慣では肥満・喫煙を控えてほしい。検査は皆で声を掛けあって皆さんで受けに来てほしい。