vol.96 乳がん検診

2012年02月19日

乳房にできるがん、乳がん。増加傾向にあり、特に30代後半から40代の女性に増えている。詳しいお話を秋田県医師会、橋爪隆弘 先生に伺った。
今、日本では女性の2人に1人ががんに罹るといわれている。特に女性の場合は、16人に1人が乳がんに罹るといわれている。年間約6万人ぐらいの方が乳がんと診断されていて、残念ながら1万2000人ぐらいの方が乳がんで命を落としている。
40歳からはマンモグラフィー検診が推奨されている。できれば年に一回はチェックを受けてほしい。マンモグラフィー検診は、乳房を撮影装置に挟んで圧迫して写真を撮る。レントゲン写真なので比較的強く圧迫して撮影しなければならない。痛みを伴うが、シッカリ挟んで撮影しないと、放射線の被曝量が増えたり、いい写真が撮れずに診断がつかなかったりする。
マンモグラフィー検診では、触ることができないほど小さな乳がんも見つけることができる。40歳になったら必ずマンモグラフィー検診を受けてほしい。