2023年02月12日
女性の9人に1人が罹ると言われ増加傾向の乳がん。
詳しいお話を乳腺内分泌外科医の山口歩子先生に伺った。
乳がんの年間罹罹患者数は全国で約10万人、秋田県では約800人となっている。
日本人女性では40歳代後半から50歳代にかけて発症のピークを迎える。そのため自覚症状がなくても40歳をこえたら2年に1回の検診が重要だ。
国では検診受診率の目標を50%と定めている。
2019年は40~69歳の女性で検診を受けた人は全国は47.4%、秋田は48.4%だった。目標に届いていないのが現状だ。
特に検診を受診して欲しい人は家族に乳がん・卵巣がんの家族歴がある人、40歳以上で検診を受けていない方。
要精査になった場合でも必ずしもがんではないため怖がらずに検診を受けよう。
乳がんは早期発見、早期治療で約90%が治る病気。
早期発見のために乳がん検診、自己触診が重要だ。