2023年01月28日
女性の9人に1人が罹患すると言われ増加傾向にある乳がん。
死亡リスク低下のためにも検診受診が大切。
詳しい話を乳腺内分泌外科医の山口歩子先生に伺った。
乳がんの検診は問診とマンモグラフィ検診が基本。
マンモグラフィ検診は乳房専用のレントゲン撮影装置で
40歳以上の女性に行うことで死亡リスクが減少。
乳がんは自分で発見することのできる数少ないがんの一つ。
自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち
意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」と言う。
乳がんの早期発見・診断・治療につながる女性にとって重要な生活習慣。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるためには
①日頃から見て・触って・感じる
②乳房の変化を知る
③乳房の変化を感じたら医療機関へ行く
④40歳になったら定期的に乳がん検診を受診
この4つの項目の実施を習慣化し、検診で異常がないと言われた場合でも定期的にセルフチェックを行い、変化を感じた場合にはなるべく早く医療機関受診を。
早期発見で乳房を温存できる手術を選択できる可能性もある。
検診受診とセルフチェックで早期発見・早期治療に努めましょう。