2022年12月04日
喫煙の影響が大きく死亡率が高い肺がん。
詳しいお話を呼吸器外科医の出村遼先生に伺った。
令和元年の秋田県の検診受診率はわずか8.4%だった。県の目標は50%以上でまだまだ目標値に達していないため今後とも検診の普及が必要だ。以前受けて問題がなかった人も今年も大丈夫ということは絶対にない。継続的に検診を受けよう。
肺がんで根治手術が受けられる患者は全体の約3割と言われている。検診で見つかった患者の約半分が早期のステージ1期であることを考えればいかに肺がん検診が重要かが分かる。
また今日からできることはタバコを止めるまたは周りの大事な人のタバコを止めさせることだ。
肺がんを早期に見つけ最大限の治療を受けるために定期的な検診受診を心がけよう。
検診を受けずに自覚症状をきっかけに進行がんで見つかった場合の治療は身体的負担が大きかったり時間がかかってしまったり肺がん自体の治療が難しくなることもある。早期発見し早期治療ができれば元気で長生きできる可能性が高くなるため検診は定期的に受けよう。