2022年09月25日
男女合計の罹患数第1位の大腸がん。
詳しいお話を秋田県医師会の渡辺大亮先生に伺った。
早期のがんでは自覚症状はほとんどない。進行してくると血便、下痢、便秘、腹痛、貧血、体重減少などの症状が出る。
大腸がんを拾い上げる検査として2日分の便を採取し便の中に血液があるかを調べる便潜血検査を行う。がんやポリープなど大腸に病気があると大腸内で出血することがありその血液を検出する検査だ。簡単にかつ安全に検査でき大腸がんの発見が高まるとされている。
検診で要精査となった場合は2次検査で直接大腸を観察する大腸内視鏡検査を行う。
便潜血検査は大腸がんが40歳以上に増加してくるため特に40歳以上の人は年に1回毎年定期的に検診を受けよう。