2022年07月10日
若い女性の間で罹患率が高い子宮頸がん。
詳しいお話を産婦人科医の東海林なつみ先生に伺った。
20歳以上の女性で2年に1度の検診が推奨されている。秋田市の場合は20~39歳は年に1回、40歳以上は2年に1回の検診が推奨されている。
子宮頸がん検診は子宮頸部を専用のヘラやブラシなどで擦り細胞を採取する。擦られる時の重苦しい感じはあるが痛みは少ない。
子宮頸がんの前がん病変や初期の段階では子宮を残す手術も可能だ。
進行がんの場合は進行度によって手術療法、放射線療法、化学療法が行われる。手術の場合は子宮の摘出が必要だ。
子宮頸がんは20歳~30歳代の若い女性の間で増えている。
HPVに感染してから発症するまで数年から数十年かかるため20歳から定期的に検診を受診することが大切だ。