2022年03月13日
男性のがんの中で最も罹患数が多い前立腺がん。
詳しいお話を秋田県医師会の沼倉一幸先生に伺った。
令和2年度の秋田県はコロナウイルスの感染拡大により前立腺がん受診率が6.9%と大幅に下がってしまった。
今後コロナの状況が改善されることを期待したい。
一方でその年を除くと今まで前立腺がん検診は12%程度で推移してきている。秋田県の前立腺がん受診率は他の地方と比べて決して劣る状況ではない。
日本では検診の導入により前立腺がんの進行がんの比率が下がってきていて検診で発見された前立腺がんは生存率が優れている。このようなことから50歳以上の全ての男性に検診を受診してもらいたい。
前立腺がん検診により進行がんへの進展を抑制し死亡率の低下が見込める。2045年までに日本人の期待余命が100歳となり人生100年時代がやってくるとも言われている。長い人生を健康で楽しく過ごすためにも定期的に前立腺がん検診を受診しよう。