2022年01月16日
若い世代で発症しやすく罹患率が高い子宮頸がん。
詳しいお話を秋田県医師会の能登彩先生に伺った。
毎年1万人の女性が子宮頸がんになり約3千人の方が亡くなっている。20歳~30歳代の女性の間で増加傾向で妊娠、出産、子育ての時期に重なることが問題だ。
欧米先進国での子宮頸がん検診の受診率は70%~80%だが日本では43.7%と低いことが指摘されている。秋田では46.3%と全国よりは高いが全国的に20歳代の受診率は26%と低いことが問題となっている。
子宮頸がんはHPVに感染後、発がんするまで数年から数十年かかるため20歳から2年に1度の検診を受けることで予防が可能だ。がんの原因となるHPVの感染を予防することができるワクチンがあり12~16歳は無料で接種できる。
HPVワクチンと定期的な検診受診で予防できるがんのため2年に1度の検診を受診しよう。