2021年10月17日
罹患数が最も多い大腸がん。
詳しいお話を秋田県医師会の伊藤紘朗先生に伺った。
大腸がんとは大腸にできる悪性腫瘍で進行していくと大腸から肝臓、肺など多臓器に転移し致命的になりうる病気だ。
しかし他臓器に比べて進行が緩やかなため検査を定期的に受けることで早期に発見できるがんともいえる。
大腸がんは部位別罹患数では1位部位別死亡数では2位と段々占める割合が多くなっていて日本人の食生活の欧米化によるものが大きいと言われている。
大腸がんは生活習慣が大きく影響していると考えられていて危険因子はアルコール、肥満があげられ喫煙、加工肉の過剰摂取、糖尿病も可能性として報告されている。逆に予防因子としては習慣的な運動が効果があるとされ食物繊維が多い食事で予防効果が期待できる。
がんは早期がんであれば治療成績は良好だ。大腸がんは特に早期がんであればほぼ100%完治できる。がん治療の基本は早期発見・早期治療そのため大腸がん検診は非常に重要な一歩だ。