2021年06月20日
喫煙の影響が大きく死亡数が多い肺がん。
詳しいお話を呼吸器外科医の鈴木陽香先生に伺った。
秋田県の2019年の喫煙率は20.6%と全国平均の18.3%と比較して高い傾向にあり喫煙率の減少、受動喫煙の防止が望まれる。
秋田県の肺がん罹患率は年々増加傾向にあり、年間約1000人が肺がんと診断され約700人が亡くなっている。
2019年の検診受診率は57.2%と全国平均の49.4%と比較して高い傾向にあるが半数近い人が受診していない。更なる検診受診率の向上が求められる。
今すぐできることとしては禁煙だ。喫煙は肺がんの明らかな危険因子であるほか呼吸機能を低下させるなど肺がんを治療するうえでもリスクを高める。
タバコを吸う人、受動喫煙がある人はもちろん吸わない人も毎年の肺がん検診が大切だ。
早期に発見し最大限の治療を受けるためにも定期的な検診受診と禁煙を心がけよう。