2021年05月09日
大腸がんの症状について消化器内科医の下平陽介先生に伺った。
大腸がんはポリープが大きくなることで進行していく。
ポリープや早期がんは通常は無症状で進行してくると血便、便が細くなる、下痢、便秘などといった排便に関連する症状が表れる。
大腸がんを早期に発見するためには症状がないうちからの検査が大切なため定期的な検診を受診しよう。
40歳以上の中で大腸がんの可能性をみつける検査には、便潜血検査という2日間の便を採取し便に混じっている血液を調べる検査が行われる。便検査で要精査の場合は2次検診で大腸内視鏡検査などが行われる。がんが粘膜の局所に留まっている早期であれば内視鏡切除での治癒が可能だ。
早期に発見することで治療の時間短縮や身体への負担軽減に繋がる。早期に発見するためにも定期的に検診を受診しよう。