2021年03月14日
男性特有のがんで高齢になるほど発症しやすい前立腺がんについて秋田県医師会の沼倉一幸先生に伺った。
前立腺がんは2015年以降男性の部位別がん罹患数1位となっていて今後も罹患者数が増加すると予測されている。
2019年度の秋田県の検診受診率は11.9%
受診者は2万9,108人で98人の前立腺がんが見つかっている。
秋田県の大きな問題としては治療のメリットが高い50歳~65歳までの検診の受診率が低いことが上げられる。
検診受診の大きなメリットは進行がん・胃がんへの進展抑制と死亡率の低下だ。また、早期に発見することでライフスタイルや社会的な要因に合わせて治療が与える心身の負担が少ない治療が選択できる。
人生100年時代もすぐそこ。
引退後の人生も実りあるものにするためにも検診を受診しよう。