2011年04月17日
早期に発見し治療すれば治癒も可能な胃がん。胃がんを早期に発見する方法とは?秋田県医師会の倉光智之先生に伺った。
早期の胃がんはまったく自覚症状がない。がんが粘膜から深く進行してくると、みぞおちの痛み、胃の膨満感、胸やけ、げっぷ、食欲不振、吐き気など、胃潰瘍や胃炎と同じ症状が出てくる。
症状のないうちの検診が重要。胃がん検診はバリウムを飲んで行う。バリウムによる胃がん検診は、胃がん死亡率減少効果が証明されている。胃がん検診で一番大事なことは必ず毎年受けること。
ただ、胃にポリープや胃潰瘍のあとがありバリウム検査では異常が出るとわかっている方、腹痛など自覚症状がある方は、最初から精密検査である内視鏡検査を受けることをすすめる。
胃がんで命を落とさないために!重要なのは、症状のないうちからの定期的な検診受診!