2020年12月06日
がんの中で最も死亡数が多い肺がん。
その対策として有効なのが禁煙と検診だ。
詳しいお話を秋田県医師会の中麻衣子先生に伺った。
秋田県の喫煙率は20.3%と全国平均が19.8%に対して高い傾向と言える。特に男性の喫煙率は33.9%と全国の中でも高い数値となっている。
最近、電子タバコだと通常のタバコよりも有害物質が少なくて大丈夫という考えをする人もいるが、電子タバコでの死亡例も確認されていて有害であるのは間違いないと言える。
秋田県の市町村で実施する検診受診率は22.1%だ。
全国受診率は13.7%のため秋田の受診率は悪くはない。
ただ、国が目指す受診率50%には達していないため今後も検診の普及が大切だ。
肺がんに立ち向かうためにきょうからできることは、タバコをやめる・大事な人のタバコをやめさせること。
早期に発見し最大限の治療を受けるために定期的な検診受診を心がけよう。
検診と禁煙の2つを継続することが健康への第一歩となるだろう。