2020年06月07日
喫煙で罹患リスクが高まる肺がんについて秋田県医師会の中麻衣子先生に伺った。
肺がんは早期の段階ではほぼ無症状で進行するとせき、痰、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの呼吸器症状が表れる。複数の症状が見られたり長引く場合は早めに医療機関を受診することが大切だ。また喫煙と関りが大きいため喫煙歴のある40歳以上の人は無症状でも注意が必要だ。
肺がんの検診は問診、胸部X線検査、喀痰細胞診がある。喀痰細胞診は50歳以上で1日の本数×喫煙年数が600以上の人を対象に検査する。肺がんは初期の症状がないため検診を受けて早期に発見することが大切だ。早期であればあるほど5年生存率も高く手術のみで根治させることが可能になる。