Vol. 462回「前立腺がんの治療法」

2019年09月08日

前立腺がん検診の治療法について、秋田県医師会の成田伸太郎先生にうかがった。
前立腺がんは、早期がんの場合は手術療法と放射線療法、進行がんの場合は内分泌療法や化学療法が行われる。
早期治療のためには、無症状のうちに発見する事が重要だ。その鍵をなるのが前立腺がん検診だ。50歳を過ぎたら検診を受診しよう。手術療法では病変ごと前立腺を切除するが、入院が必要になったり、合併症を引き起こすなどのリスクが考えられる。放射線治療は、患部に放射線を照射する方法だが、長期的な合併症の危険性がある。全身療法であるホルモン療法や化学療法では、薬による副作用のリスクがある。がんの進行具合に加え、患者の年齢や健康状態、患者の希望も治療の洗濯には重要である。主治医とよく相談し、治療方法を決める事が大切だ。