2019年09月01日
前立腺がん検診について、秋田県医師会の成田伸太郎先生にうかがった。
前立腺は尿道に関わるため、前立腺がんの症状も頻尿、残尿感、排尿障害など、尿に関わる事が多い。しかし、初期の前立腺がんはほぼ無症状のため、症状が出る前に発見する事が重要だ。
検診は、採血によるPSA検査を行う。PSAは前立腺の細胞で作られるタンパク質で、前立腺がんに罹患すると値が高くなる。前立腺がんであるという特定はできないが、PSA検査によりがんが潜む可能性を判断する事ができる。
早期治療のためには、無症状のうちに発見する事が重要だ。その鍵をなるのが前立腺がん検診だ。50歳を過ぎたら検診を受診しよう。