vol.46 乳がんで命を落とさないために

2011年02月20日

乳がんを早期に発見するために自分でできること。それは定期的な検診受診と自己検診だ。詳しいお話を秋田県医師会の片寄喜久先生にお話を伺った。
(4回シリーズの4回目)
乳がん検診は、がん対策基本計画に基づいて、国や秋田県では50%を目標としているが、秋田県は20%前後の受診率になっており、目標には届いていないのが現状だ。
乳がん検診は、2年に1度の受診になっているので、その間は自分自身で自分の乳房をチェックする自己検診を強く勧めたい。
乳がんは乳房の上半分に約8割のがんが発生している。上の部分を中心に、月に一度、外側から内側に向かって自分の乳房を良く触って、梅干しの種のような堅いシコリがないか確認することが重要。
乳がん検診は恥ずかしいとか行きづらいとかというイメージがあるが、友人や職場の仲間を誘って積極的に受診していただき、乳がんで命を落とさないように努力してほしいと思う。