2019年07月21日
子宮頸がんの現状について、秋田県医師会の工藤香里先生に伺った。
日本では年間約1万人が子宮頸がんに罹患し、やく3000人の方が命をおとしている。20~30代では、ここ10年で罹患者数が4倍に増えている。
子宮頸がん検診の受診率は、秋田県・全国ともに約40%だ。欧米諸国の受診率は80%以上のため、まだまだ低いのが現状だ。検診対象者は20歳以上の女性で、市町村が実施する住民健診ではクーポンを配布している自治体もある。詳細は各自治体や保健所に問い合わせてほしい。
子宮頸がんは定期的に検診を受ける事で早期発見・早期治療ができる。早期発見できれば子宮を温存し、治療後の妊娠・出産も可能だ。女性としての大切な将来を守るため、定期的に検診を受診しよう。