Vol. 447回「大腸がんに立ち向かうために」

2019年05月26日

大腸がんの現状について、秋田県医師会の伊藤紘朗先生に伺った。
最新の統計では、秋田県の大腸がん部位別罹患率は全国1位、死亡率は全国2位といずれも高くなっている。塩分過多な食生活、アルコール摂取量に加え、全国ワースト2位の歩かない県といった事が原因に挙げられる。
大腸がんの検診受診率は全国11位と決して悪くはないが、罹患率の高い秋田県では、受診率をさらに上げ、早期発見・早期治療に務めることが求められる。検診の対象である40歳以上の全ての人に受診するよう心掛けてほしい。
定期的な検診受診で、早期発見・早期治療が可能である。完治を目指すためにも検診を受診しよう。