Vol. 442回「胃がんの治療について」

2019年04月21日

胃がんの治療方法について、秋田県医師会の小泉重仁先生に伺った。
治療法は内視鏡、外科手術、化学療法の大木宇3つに分けられる。内視鏡治療は、リンパ節などに転移がない早期がんを対象とするもので、内視鏡を使い、胃の内部からがんを切除する方法である。外科手術は、開腹手術で胃の一部またはすべてを切除するもので、リンパ節転移がある場合はリンパ節も含めて切除する。手術で切除しきれない場合や、多臓器への手にがある場合は、抗がん剤や分子標的治療といった化学療法が用いられる。
がんを早期発見する事によって、より高い治癒効果が期待でき、体への負担が少ない治療ですむ。早期発見・早期治療のため、定期的に検診を受診しよう。