2019年04月14日
胃がんの検診方法について、秋田県医師会の小泉重仁先生に伺った。
胃がん検診は、40歳以上を対象に年に1度、バリウムを飲んで行うX線検査がある。受信者の約7~8%が要精密検査の判定が出ていて、そのうち実際に精密検査を受けるのは約80%である。この要精密検査の受診率を上げる事がとても重要だ。また、精密検査を受けた人のうち、胃がんと診断されるのは約2%である。1次検診で要精査の判定を受けても胃がんであるとは限らないため、怖がらずに2次検診を受けてほしい。
早期の胃がんは自覚症状がない事が多い。症状が出てからでは進行がんで見つかる事もある。無症状のうちに検診を受け、早期発見、早期治療に努めたい。