Vol. 413回 前立腺がんに立ち向かうために

2018年09月09日

前立腺がんの現状について、秋田県医師会の成田伸太郎先生に伺った。
前立腺がんはもともと欧米諸国で非常に多く、日本でも増加傾向にある。今では、男性に発症するがんの中で最も多いがんと言われている。増加傾向の原因は高齢化や食事の欧米化が挙げられる。また検診が普及してきた事により発見されるがんが増えている。
秋田県の検診受診率は10%強に留まっており、全国的にみても非常に低くなっている。
前立腺がんは早期発見できれば、たくさんの有効な治療法がある。無症状でも検診を受診し、早期発見・早期治療を心がけてほしい。50歳を過ぎたら定期的に検診を受診しよう。