2018年07月15日
子宮頸がんの現状について、秋田県医師会の工藤香里先生に伺った。
子宮頸がんは年間で約3万人が罹患し、約3000人が亡くなっている。20~30歳代では、ここ10年間で罹患者数が4倍に増えている。
子宮頸がん検診の受診率は、全国、秋田県ともに約40%である。欧米諸国では約80%の受診率となっているため、日本はまだまだ低いといえる。20歳以上の女性が検診の対象者で、市町村が無料・割引クーポンを対象者に配布している事がある。詳細は各自治体や保健所に問い合わせてみてほしい。
子宮頸がんは検診受診する事で早期発見、早期治療が可能ながんである。これにより、子宮を温存し、治療後の妊娠、出産も可能である。女性としての大切な臓器を守るため、定期的に検診を受診しよう。