2018年05月20日
男女ともに罹患数の多く増加傾向にある大腸がんの秋田県での現状について、秋田県医師会の飯塚政弘先生に伺った。
2014年の秋田県の大腸がん罹患者数は約2,000人、罹患率は全国1位だ。検診受診率は26.5%で、目標として定められている50%には程遠い。
大腸がんに立ち向かうためには、まず危険因子を避ける生活を送る事が大切だ。赤肉や加工肉を摂りすぎない、野菜や果物を十分に摂取する、飲酒・喫煙を避ける、適度な運動を心がけるようにしたい。そして、大腸がんになってしまったとしても早期の段階で発見する事が重要なため、40歳を過ぎたら定期的に検診を受診しよう。さらに、検診で要精査の判定が出たら、必ず精密検査を受診してほしい。