寒い地域で罹患者が多い傾向にある胃がんの現状について、秋田県医師会の村田雅彦先生に伺った。
胃がんは罹患者数が第２位、死亡者数が第３位となっている。全国的に罹患者数は横ばいで、死亡者数は減少傾向にある。
高齢者が多い秋田県では罹患者数も多い傾向にある。この他にも、ピロリ菌感染率、喫煙率、塩分摂取量が秋田は高いため、罹患数、死亡数ともに多い。２０１６年度の胃がん検診受診率は、秋田県は４６．８％と、全国８位の高受診率となっている。
検診を受診する事が早期発見、早期治療のために重要だ。４０歳を過ぎたら定期的に検診を受診しよう。