Vol. 392回 胃がんの治療について

2018年04月15日

初期では無症状の胃がんの治療法について、秋田県医師会の村田雅彦先生に伺った。
胃がんは早期では無症状で、さらに進行しても無症状の場合が多いため、転移するまで気づかない可能性もある。胃がん検診で要精査の判定が出された場合は、2次検診として内視鏡検査を受診する事になる。鼻から挿入するタイプや、鎮静剤を使って行う方法もあり、以前よりも身近で楽な検査になっている。
胃がんの治療法はがんをきれいに取り除く事に重点がおかれ、開腹し胃の一部または全てを切除する手術療法と、内視鏡を使い胃の内部からがんを切除する内視鏡治療の2つの方法がある。がんの大きさや進行度、進行スピードのタイプなどを判別し、必要最小限の治療を選択する。
早期発見、早期治療が出来れば、治療による体への負担を軽くする事ができる。早期発見のため、定期的に検診を受診しよう。