2010年12月26日
新しい命の宿る女性の大切な器官、子宮。最近若い女性に発症が増えている子宮のがんについて秋田県医師会の吉岡知巳先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの1回目)
子宮は新しい命を育む女性のみならず人の存続にとってとても大切なもの。子宮は洋ナシを逆さまにしたような形をしていて、入口を頸部、中の方を体部と呼び、月経のある方に多いのが頸部にできる子宮頸がんで、日本では6割が子宮頸がんです。
最近、20代や30代の若い働き盛りの方に子宮頸がんが増えています。発がん性パピロマウィルスの感染が原因だと分かっています。これは性交によって感染しますので、女性であれば誰でも罹る可能性のある病気です。子宮がん検診を受けて早く見つけることが大切です。