2017年10月08日
部位別罹患数第2位の胃がんの現状について、秋田県医師会の倉光智之先生に伺った。
胃がんは、年間約13万人が罹患し、部位別罹患者数は第2位と高い。死亡者数は減少傾向にあるものの、それでも年間の死亡者数は4万5,000人~5万人ほどいる。秋田県は胃がんの罹患者数が昔から多く、塩分摂取過多と喫煙率の高さがその要因である。
胃がんは予防・早期発見・早期治療が重要だ。予防は、ピロリ菌感染の有無を調べ、感染していたら除菌治療を行う事が大事だ。また、塩分摂取を控え、禁煙する事も重要だ。
早期発見のためには、胃がん検診の受診が大切だ。無症状で年に1度の検診受診を心がけよう。