2017年10月01日
特有の症状がない胃がんの治療法について、秋田県医師会の倉光智之先生に伺った。
早期の胃がんはほぼ無症状で、進行するにつれ胃の痛み・ゲップ・食欲不振・胃のもたれといった様々な症状が出てくる。
胃がんは、早期がんの場合は内視鏡で治療を行う事がほとんどだ。内視鏡は胃の切除や開腹処置の必要がなく、治療後すぐに元通りの生活が可能だ。進行がんの場合は、外科手術や抗がん剤治療が主体となる。身体的・経済的負担が大きく、治癒率・生存率も早期がんに比べ低くなる。体に負担をかけず治癒を目指すためには、早期発見が重要である。そのためにも、無症状のうちに検診を受診しよう。