2017年09月02日
増加傾向にある乳がんの症状について、秋田県医師会の橋爪隆弘先生に伺った。
乳がんで最も多い症状はしこりで、次は乳頭からの血液の分泌だ。
分泌物がある場合は乳がんの可能性があるため医療機関を受診してほしい。
乳がんの治療法は、乳がんのもつ4つの性格によって変化する。小さな乳がんでも先に抗がん剤を投与し、さらに小さくして切除する場合があるなど、性格と大きさの2つの要素から治療法を決定する。
乳がんを早期発見できると、乳房の温存が可能となる。リンパ腺への転移がみられると、抗がん剤治療が必要となり負担が大きくなる。早期発見できれば治癒率も上がるため、定期的に検診を受診しよう。