2010年11月21日
増加傾向の大腸がん。大腸がんで命を落とさないためにはどうしたらいいのか、詳しいお話を消化器内科医の辻剛俊先生に伺いました。
(4回シリーズの4回目)
食事の欧米化によって大腸がんは年々増えてきており、以前は胃がんが1位でしたが、最近では大腸がんが2位から1位になろうとする勢いで、今後も増加が予想されます。
動物性脂肪の多い食事や、食物繊維が不足する食事を続けていると、大腸が刺激されて病気になりやすいと言われています。さらに便秘は不純物を長く体内に留めているので、病気と関係があるといわれています。両親が大腸がんだったという方も用心が必要です。
大腸がんで命を落とさないためには、早期発見・早期治療が大切です。40歳以上の方は、自覚症状がなくても定期的にがん検診を受診するように心がけてください。